
| 社会復帰の第一歩は、自分の意思を確認することからはじまります。働きたい、という意思があるかどうかを自分に問いかけてみて、“やってみよう!”と思えたら、少しずつ行動に移して行きましょう。とは言え、最初は、実際にどう動けばいいのか分かりませんよね。そこでまずは、セミナーなどに参加して、いろいろな方の話を聞くことをお勧めします。再就職の話でなくても、自分の興味のあることで結構です。人の話を聞き、あらゆる情報を得ることで、今後どのように動いていったらいいのかを、具体的にイメージ出来るようになるはずです。話を聞きに行くという行為は、もう社会復帰に向けて動いているのと同じことです。願うだけで何もせずにいたときより、遥かに前進していると思いませんか? |

| 専業主婦の期間が長いと、子供にとってのお母さんは”いつも家にいる人”というイメージが定着しています。家にいるのは当たり前だと思って安心しているのに、突然フルタイムで働きに出たのでは子供も戸惑ってしまいます。ご家族の方に、抵抗なく送り出してもらうには、そこに至るまでの準備が大切です。今まで、あまり外に出る機会が無かった方は、2〜3時間でもいいので意識的に家を空けるようにしてみてください。セミナーに出席するのも良いでしょうし、習い事を始めるのもいいですね。仕事に直結する習い事でなくても、そこで得た知識は、より自分を磨いてくれるはずですし、知り合った仲間との情報交換から、新たな可能性が見つかるかもしれません。このように、これまでの生活を見つめ直し、外にベクトルを向けることが、スムーズに働き出すために必要なトレーニングと言えるでしょう。 |

| 自分が気兼ねなく働ける環境を作ることは、とても大切なことです。子供が病気にかかってしまい保育所ではみてもらえないときや、急な残業で子供を迎えに行けないときなど、突発的な状況になってから慌てて面倒をみてくれる方を探すのではなく、普段からそのような方を3名くらい確保しておくべきですね。自分の友人・知人の中から探せればいいのですが、なかなか見つからないのが実状です。子供をみてくれる人が身近に見当たらないという方は、各種サポートを利用することをお勧めします。財団では、保育所のお迎えの時間に間に合わない、子供が熱を出したが仕事は休めないなどのため、保育をサポートしてくれる、保育サポーターという制度があります。市町村ではファミリーサポートと呼ばれていることが多いようです。また、NPOでもそのような制度がありますので、多くの情報を集めて自分にあったシステムを利用すると良いですね。保育所に預けたから安心というのではなく、その2つくらい先を見据えた対応策を考えておくことも忘れてはいけません。 |
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財団法人 21世紀職業財団
栃木事務所所長 須藤恵子氏 |
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取材にご協力いただいた(財)21世紀職業財団は、男女雇用機会均等法ができた、昭和61年に設立されました。「女性の能力発揮促進事業」「両立支援事業」「短時間労働援助事業」を主な業務としています。詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
■財団法人21世紀職業財団
URL: http://www.jiwe.or.jp |
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■保育サポーター
21世紀職業財団で行なっている保育サポートとは、サポートされたいと思っている人に、サポートをしたいと思っている人の情報提供をするシステムのことです。サポート内容や金額については、両者で話し合い決定していただきます。
■学童保育
共働き家庭や母子・父子家庭などで親が仕事をしているため、子供の面倒を見られない場合に、保護者に代わって子供の面倒を見るのが学童保育です。学校から帰った後の放課後や夏休みなどの学校休業日に、そのような子どもの生活を守る施設を、学童保育所といいます。 |
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