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私のキャリアアッププラン
Vol.1 出産はキャリアの妨げにはなりません・・・  高齢出産のすすめ
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株式会社フジスタッフ首都圏人材紹介部 部長

株式会社フジスタッフ
首都圏人材紹介部 部長 足利谷 弘子

「子供はいいですよ」と満面の笑みで話す足利谷さんは、第一線で仕事をしながら、40歳を過ぎて初めての出産を経験したという、力強い女性です。

仕事にも出産にも前向きに取り組む姿勢さえあれば、きっと大丈夫。そう教えてくれる彼女の生き方は、多くの女性に勇気と希望を与えてくれるでしょう。


今までに経験されたお仕事の内容を教えていただけますか?
短大卒業後、スーパーマーケットの共同仕入機構の会社に入社して、貿易事務の仕事をしていました。そこでは3年2ヶ月ほど働きましたが、女性はサポート的な仕事しかさせてもらえず、仕事に物足りなさを感じて転職しました。転職先では、ワープロのインストラクターとして2年間働きました。この会社では、説明をする際の立ち位置や身体の角度はもちろんのこと、制服のリボンの結び方から髪型まで、本当に細かい部分まで指導していただきました。大変でしたが、接客マナーの基礎を学ばせていただいたと感謝しています。その会社で教えていた生徒さんに今の会社を紹介されました。

現在の会社に入社されてからは、どのようなお仕事を経験されましたか?
人材派遣会社ですので、生徒たちにパソコンやワープロの操作を教えて、試験に合格した人を企業に派遣するという仕事をしていました。そのうち、営業の方から「こういう人はいない?」と具体的な要望を言われるようになり、営業に同行することも多くなってきて、営業のおもしろさを知りました。時流に乗ったこともあり、OA専門の別会社を設立することになり、その後はずっと営業を担当してきました。

現在は人材紹介のお仕事をされていると伺いましたが。
はい。簡単に言うと転職活動のお手伝いです。転職希望の方にご希望に合った正社員職を紹介し、入社が決まれば企業側から紹介料を頂くという仕事です。対象者が30〜50代の男性が多いため、その方の人生を左右することにもなりますので責任も重いですが、やりがいもあります。一部上場企業の重役クラスの方にも会えますので、いろいろと勉強にもなりますね。また現在は管理職として部下を5名もっておりますので、部下のやる気を引き出しながら部の目標達成に向けてがんばっているところです。

足利谷さんは、40歳を過ぎてから出産をご経験されたそうですが・・・。
私、実は一度離婚していまして、41歳のときに今の主人と再婚しました。私は子供のことは諦めかけていたのですが、主人は子供が欲しかったようで・・・。ですから子供ができたとわかった時には本当に驚きました。不安もありましたが、主人の励ましもありがんばってみようと決心しました。42歳で初産ですから、お医者様にも「万全の体制でバックアップしますから」と言われました。

若いママよりは確かに体力的にきつい面もありますが、精神的にはずっと余裕がありますので、子育てを楽しむことができます

出産後、1年間の育児休暇を経て職場復帰をされたわけですが、
育児と仕事の両立に不安はありませんでしたか?
主人も働いていた方がいいと言っていましたし、保育園を利用すればなんとかなるかな、とわりと簡単に考えていました。会社では役職者の育児休暇の取得、復帰という前例はありませんでしたが、人事部長も前向きに対応してくれたので本当に感謝しています。会社では、私の出産を機に高齢出産の方が増えるという、思わぬ副産物もありました。私の出産を聞いて今まで諦めかけていた女性が「自分も大丈夫じゃないか」と思ったようですね。

高齢出産は体力的に厳しいと言われてますが、 健康面で何か気を付けていること
はありますか?
どうしても運動不足になりがちなので、通勤時や営業に出かける時にはできるだけ階段を使うようにしています。また食事も夕食はできるだけバランスの良いメニューにするよう心がけています 。サプリメントも利用していますね。

これから高齢出産を考えている方に何かアドバイスはありますか?
「案ずるより産むが安し」です。健康面にだけ注意をしていれば余り心配することはないと思います。現在の女性は昔より寿命も延びていますし、精神的、体力的にも若々しいと思います。昔の40歳と比べても全然違いますよね。子供を持つことで初めて体験する事も多いですし、今までとは違う社会のつながりも持てますので、是非前向きにチャレンジして欲しいと思います。

高齢出産のメリットは何でしょうか?
若いママよりは確かに体力的にきつい面もありますが、精神的にはずっと余裕がありますので、子育てを楽しむことができます。孫を見る心境に近いかもしれませんが・・。人生経験が長いので多少の事ではあたふたしませんし、やりたいこともやりつくし、欲しいものもある程度手に入れてきていますので、自分のことよりも子供の事を大事に考えられるんだと思います。若いママは子育てより自分が遊びたいでしょう、やっぱり。

管理者として、仕事と育児のバランスはどのようにとっているのですか?
帰ってから夕食の支度をして子供と一緒に食事をしますから、19時までには退社するようにしています。仕事がら転職希望者と夜間の面談もありますので、週1回は夜間面接の日を設けるようにして、その日の夕食は買って帰るお弁当で勘弁してもらっています。また管理職としてもきちんと実績を挙げなければいけないので、自宅でもパソコンを使って仕事をしています。現在の仕事は自宅でも出きる点がメリットですね。夜中の12時から1時間30分位は毎日仕事をしています。子供がいることを言い訳にはしたくはないので、その点はがんばらなければと常々思っています。

今後の目標があれば教えてください。
転職を考えている方でも「年収を上げたい」とか「こういう会社でこういう仕事がしたい」という、より具体的な目標を持った方に、ベストな会社を紹介すること。そして「お金を払ってでもより高い能力を持った人材が欲しい」という企業に、ベストな人材を紹介すること。これが私の目標です。「足利谷さんに言えば、いい人を探してくれるよ」と言われるような"人材紹介のプロ"になりたいと思っています。
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